広島と宮島と錦帯橋

今治に生まれて育ったのだけど、対岸の広島市にはあまり行ったことがなかった。
8月6日生まれなのだが、原爆ドームも見たことが無かった。
日本三景も天橋立しか行ったことがない。
そんな話をしていて、衝動的に近く広島へと行ってみた。
安芸の宮島!厳島神社!
錦帯橋は、オマケ。何も調べてなくて、広島からこんなに近いなんて知らなかったので・・・。

宮島の鹿とおじさん子どもと鹿・宮島

宮島には鹿が

宮島には鹿がいっぱいいます。
それもけっこう凶暴です。

気軽に「かわいいな〜」といって近づいてはいけません。

僕らも、ベンチに座っていたら、バンビのような子鹿がやってきて、妻のUKAちゃんのバッグの中に顔を入れてきて、パンフレットを取り出しガッツリと食べだしました。

さらに、それを見ていた他の鹿がやってきて、奪い合いのバトルを始めました。

!枚目の写真は、別におじさんが鹿を手なずけているわけではありません。
単なる偶然のアングルです。

2枚目の写真は、鹿もたじたじになっているところです。

やはり、子どもは計算できない分、動物にとってもこわいんでしょうか?

(2枚ともホルガHOLGA120CFNコダックウルトラカラーISO100)


ちんちん電車の中からバリアフリーのちんちん電車

広島もちんちん電車

広島にも、ちんちん電車が走ってました。

しかも、ここのちんちん電車は、レトロなものからヨーロピアンな風情漂う2両(3両だったか?)のものまで、数世代の車体がバリバリに市民の足として走っている。

「新しい車両はバリアフリーじゃケンね!」と胸を張って地元の若者は言った。

僕ら旅行者は、ついつい過剰にノスタルジーやレトロスペクトなものを求めるが、そこに住んでいる人がなにより一番大事。
地元の人が便利だと思うことが何よりです。

僕らは少しの間お邪魔するだけですから。


鯛の刺身を食べる通りで歌う女の子

瀬戸内は鯛!そして歌う少女

瀬戸内といえば、「魚の王様・鯛」が美味しいところ。

「天然じゃけど、ちょっと小さいけん、二人で食べれるよ。」と、お店の人に言われるままに全部、刺身で食べた・・・。

さすがに飽きた・・・。半分は塩焼きにするとか、鯛飯にしてくれるとか、もうちょっと工夫してほしかったな(^ ^;)

繁華街(八丁堀)をぶらぶらしていると、とても力のある声が聞こえてきた。

声の主は、まだハタチくらいの、少女と言えそうな女の子だった。

宇多田ヒカルの「オートマチック」を歌ってた。

物まねではないオリジナルな「オートマチック」

体内にたまったアルコールが踊りだしそうになった。


ミツイガーデンホテル広島からの夜景・ハリアナ

三井アーバンホテルからの夜景

繁華街からも近いし、こ奇麗なホテルでした。

ホテルから見える夜景をよく針穴カメラで撮る。

晩ご飯を食べている間、窓際にカメラを置いて数時間そのままにしておくだけ。

僕らはおいしいご飯を食べ、カメラはのんびりと景色をフィルムに留めて行く。

夜はたらたらと更けて行くのでした・・・。


原爆ドーム

原爆ドーム

これについてはうまく自分の言葉で説明ができない。

何度も書き直したが・・・。だめなんだ。

もちろん、シンプルな感情として「核」なんて、無いが良いに決まっている。
平和記念館の展示品を見ているだけで、悲しさと口惜しさと恐ろしさが込み上げてくる。

だが、「核」が無くなるだけで平和が訪れるとも思えない。

「核」を使わない分、局地的で陰湿な小競り合いが繰り返し行われている・・・。

平和になるのに何をすれば良いのか・・・。平和というのはただの幻想に過ぎないのか・・・。
たまには知恵熱が出るくらいに頭を使って考えることも必要なんだ・・・。


広島焼

広島焼 作り方

広島焼きって関西で言う「モダン焼き」みたいなもんかな?と思っていたが、全然別もんだった。

薄〜く薄〜く生地を伸ばし、大量のキャベツともやしを投入。
この、もやしってのが関西のヒトには馴染みがないらしく、たいてい「げー!水っぽくなるやん!」と悪印象を持つ人が多い。

でも、僕は子どもの頃、家(広島県の向かい。愛媛県今治市)で食べていたお好み焼きは、もやしが必ず入っていた。

やはり瀬戸内文化圏なんだな〜。

しかし、うどんを焼くってのは予想外だった。

これはもう、「キャベツもやし炒めうどん、お好み焼き生地乗せ」だわ。

ちなみに、美味しいよ〜。


錦帯橋・ハリアナ錦帯橋近くの小さな虹

錦帯橋

錦帯橋・・・。

こんなでっかいものを釘も使わずに、木を組み合わせて作ってしまうなんて・・・。

とてものどかな気持ちにさせてくれる橋です。

地元の人が家族連れで遊んでました。

観光地でありながら、地元の一部として機能しているところが素敵です。

ところで、川縁に座ってぽよよ〜んとしていると、二十歳そこそこの男の子数人が、石投げを始めた。あの、アンダースローで水の上を滑らせるやつね。
ところが、かれらはサイドスローかスリークォータースローで投げてはチャッポン、チャッポンとワンバウンドしては「あ〜!できん!」と嘆いている。
しまいには殆ど真横にいた僕らのところに石が飛んできた。

とても恐縮したように謝って来たが、僕は何より石投げをしたことないのか?
その方が悲しい・・・。(学研ピンホールカメラ)

ちなみに、まわりには噴水公園があって、のほほ〜んさは倍増されます。


厳島神社

最後に宮島・厳島神社

最後に、安芸の宮島・厳島神社。

なんでこんな、海の中に鳥居を立てようなんて思ったんだろう?

いや、宗教上の意味じゃなくってね。

なぜに水に浸るように廊下を作ろうと思ったんだろう?

僕には関西弁でいう「イチビリ」な人が「こんなんつくったら絶対ウケるで〜!」と思って作ったとしか思えない。


錦帯橋の下錦帯橋の下では

錦帯橋の下では、水遊びする人が多かったです。

観光名所なのに、その美しさを愛でることも無く、水の冷たさと奇麗な石に釘付けになっている子どもの姿は正しいと思う。

 

(06/12/04 追記)

 

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